
今回の学習項目は「Pythonでinput()
を使うこと」です。
input()
関数は、キーボートで入力した値を、プログラムに読み込ませるための命令です。
input()関数の基礎
次のコードを実際に入力して、実行してみましょう!
a = input("入力してください")
print(a)
【1行目】キーボードによる「入力画面」を表示するコードです。ちなみに、" "
の中の文章は、「入力してください」以外の言葉でも良いので、適切な指示を書いておきましょう。
そして、キーボードで入力した値をa
に格納します。
【2行目】print()
を使っています。1行目で入力した文字列 a
の値を出力します。
なお、次のコードでも同等の結果が出ます。
print(input("入力してください"))
実行結果の説明
実行すると
...入力してください[ ]
と表示されました。[ ]部分はキーボードで入力するための四角ボックスです。
このボックスの中に、例えば「ヤッホー」と入力してEnterを押すと、
ヤッホー
と出力されます。
これだけで確かに凄いことですが、自分で面白く使いこなしたいですね!

input()関数のエクササイズ
エクササイズのイメージ
「入力する」といえば、ゲームとかで、初めに名前を入力することを連想します。
ゲームの展開の中では、入力した名前がすべて表示されます。
一度だけ、はじめに入力した名前を使って、物語作れるんじゃないかな?
【練習】主人公の名前をつけてみた
今までに学習したことを組み合わせて、次のコードを考えました。
name = input("おぬしの名前は?")
print("これは、勇者" + name + "の物語だ。...物語は進んだ。勇者"+ name + "は、悪者をやっつけた!")
このコードの実行結果は、ご自身で確かめてみましょう。