
Excelを操作するためのマウスとキーボードの基本的な操作方法をまとめました。
特に、Excel特有の操作について絞って書いています。
マウス操作の基礎
マウスの基礎操作をまとめます。
マウスを動かしたときに画面上で動くものをカーソルといいます。Excelではポインターの形は3種類あります。(状況によって自動的に形が変わります。)
カーソルの形 | 条件 | 用途 |
---|---|---|
白い十字 | 下記以外のとき | セルの複数選択 セルへの入力 |
黒い十字 | セルを選択した状態でセルの右下カーソルがあるとき | オートフィル |
黒い矢印十字 | セルを選択した状態で枠にカーソルがあるとき | セルの移動 |
[白い十字]複数のセルを選択する
複数のセルを選択する場合は、マウスのカーソルが『白い十字』の形の状態のときに可能です。
左クリックをしながらマウスを動かす(ドラッグ)と複数のセルを選択できます。


「複数のセルを選択すること」は、頻繁に利用します。
[黒い十字]セルの移動
あまり使う頻度は多くないですが、マウスのカーソルが『黒い矢印の十字』の形の状態で、 マウスを動かすと、セルに書かれた内容、装飾をそのまま保ってセルを移動することができます。
セルの複数選択をしようとしたときに、黒い十字の状態だと失敗してしまうので、注意するようにしましょう。
キーボード操作の基礎
キーボードを操作の操作は、セルに必要な事項を入力することが主ですが、2点だけ特記しておきます。
セルの範囲の選択
マウスカーソルが「白い十字」の状態でマウスを動かせば、複数のセルを選択できました。キーボードだけで複数選択することも可能です。
キーボードの[Shift]キーを押しながら、「矢印のキー(上下左右)」を押せば、複数のセル(や文字)を同時に選択することがができます。(マウスで操作するときよりも楽な場合があります。)
なお、[Ctrl]キーを押しながら、マウスで複数のセルをクリックすると、連続していないセルを同時選択することができます。
複数セルの入力内容の一斉消去
複数選択したセルの入力内容を消すためには[Delete]キーを押します。
文字の入力時や1つのセルの入力事項を消去するときは[Back Space]キーを使いますが、複数選択で[Back Space]キーを押しても1つのセルの入力内容しか消去されません。