- 表紙
- まとめ
- 特徴
- 使い方
- print()
- input()
- 具体例
Pythonのまとめノート
「Python」とは
初心者にも大学入試にもAI・データサイエンスにも相性がよいプログラミング言語のこと。
Pythonコード入力
プログラミング記述の基礎をまとめる:
- 英数字半角モードで入力する。コメントアウトと日本語表示のところ以外は基本的に英数字半角モードである。
- 大文字と小文字を区別する。
- インデントは命令のまとまりを表す。tab入力でスペース2つ分(4つ分)の字下げができる。
- 一文の中で「#」の後はコメントアウトである。
A. 初めてのPythonプログラミング
print('Hello!')
print('こんにちは')
print()
関数は括弧内の言葉を表示する命令''
の中は表示する項目で日本語も可。ここ以外は半角英数字。
def greeting(): #関数を定義する
print('hello')
greeting() #定義した関数の利用
ポイント解説
基本的な関数
関数 | 意味 |
---|---|
print() | 表示する |
def() | 関数を定義する |
注意
- 括弧
()
{}
[]
は全ての意味が違うので区別する。 - 似ている文字
o
(英字のo)と0
(数字の0),l
(英字のl)と1
(数字の1)に注意する。
サンプルコードの結果

Pythonの紹介
プログラミング言語のPython(パイソン)についての紹介ブログです。
なにかプログラミングを始めたいけど、さっぱりイメージが湧かない方にオススメのブログです。
Pythonを身に着けることで実現できること(の成功例)と、Pythonの特徴を書きました。
Pythonって何だ?
Pythonという言葉の意味
Python(パイソン)とは、そもそも「ニシキヘビ」という意味です。

この画像はニシキヘビ?
なんでPython(ニシキヘビ)という単語を使ったのかは、開発者に会えたら聞いてみるとして、このブログではPythonの特徴を知っていきましょう。
今回お話しすることは、蛇の話ではなく、プログラミング言語としてのPythonのことです。

なんか「Python」がスラスラ出来たらカッコいいですね!
まずは、「Python」を学ぶことで何が実現できるのか知りたいと思います。
Pythonで開発された有名なもの
Pythonで開発されたものを挙げていきます。有名なものもPythonで開発されています。
Pepper(ペッパー君)
ソフトバンクのペッパー君というAIロボットはPythonで開発されています。
握手したことありますか?
Googleの検索エンジン
Googleの検索エンジンはPythonで開発されています。

よく使いますか?
YouTubeのアプリケーション
YouTubeのWebアプリケーションはPythonで開発されています。
毎日見ていますか?
Instagram(インスタグラム)
インスタというアプリケーションはPythonによって開発されています。

インスタ映え気にしていますか?
Dropbox
あなたは仕事で使っていますか?
TheNewYorkTimesのウェブサイト
The New York TimesのウェブサイトもPythonで作成されているようです。
下のリンクを開いてみてください。
The New York Timesのサイトを初めて開いた人は、手を挙げてください。
Pythonを使う
Pythonの特徴
プログラミング言語のPythonの特徴は様々あります。
ここでは、Wikipediaに掲載されていた特徴を引用します。
Pythonには、読みやすく、それでいて効率もよいコードをなるべく簡単に書けるようにするという思想が浸透しており、Pythonコミュニティでも単純で簡潔なコードをよしとする傾向が強い。
Pythonの本体は、ユーザがいつも必要とする最小限の機能のみを提供する。基本機能以外の専門機能や拡張プログラムはインターネット上にライブラリとして提供されており、別途ダウンロードして保存し、必要なツールはこのツールキットからその都度呼び出して使用する。
~[中略]~
機械学習やAI開発、自動化ツールの作成やスクレイピングも可能な言語である。
Wikipediaから「Python」の#特徴(2021.01.24アクセス)
そして、実はPythonは、ほかのプログラミング言語と比べて一番人気です。
次のサイト(PYPL PopularitY of Programming Language)を開いてみてください。プログラミング言語人気ランキングで、Pythonが第一位になっています。
Pythonは、使いやすくて、AI関連の開発に強く、ほかにも様々な開発ができる、といった印象が持てます。
Pythonを簡単に始める方法
Pythonというプログラミング言語を知りました。でも、「知っているだけ」ではなく、実際に自分でやってみたいですよね。
Pythonは誰でも簡単に始めることができます。
「自分でやるまでの準備が大変そうー」
と思う気持ちわかります。
でも、簡単に行う方法があります。
Google ColaboratoryというGoogleの提供するアプリを利用すれば、Pythonを誰でも無料で始めることができます。
デスクトップアプリを開発する場合、Google Colaboratoryでは「tkinter」という機能が使えません。その場合は、Anaconda等を利用しましょう。
このブログを最後まで、ご覧くださり、ありがとうございます。
Google Colaboratory
Google Colaboratory(グーグルコラボラトリー)というGoogleの提供するアプリを紹介します。
このブログでは、Pythonでプログラミング(の勉強)を開始するための最短経路を紹介します!
※Google Colaboratoryは、Pythonをすぐに開始できて、高性能なアイテムです。
目次
Google Colaboratoryを開始する
Google Colaboratoryの利用に必要なもの
今回紹介するGoogle Colaboratoryは誰でも無料で利用できます。
Colaboratoryを利用をするために必要なものは、次のものだけです。
もちろん、ネット環境やパソコン/タブレットは必要です。
ただ、簡単にまとめるとネット検索ができればOKです!
ブラウザは、Google Chromeを利用することが最善かと思います。でも、他のブラウザでも利用できます。
Google Colaboratoryを開始する
開始までの手順は次の通りです。
Googleの他のサービスと同じ手順("いつも通り")で進んでください。
以下、実際にログインするまで解説します。
Google Colaboratoryにログイン
次のリンクから、Coraboratoryのログイン画面に進みます。
→ Colaboratoryへようこそ - Colaboratory - Google Colab ...
ネット検索で「Google Colaboratory」と入力しても、すぐに検索できます。

以下、説明は全てiPadの画面で行います。パソコンの画面でも(ほぼ)同様ですので、参考にしてください。
Googleアカウントを入力する
Google Colaboratoryを開くと、Pythonのコードを入力できるシートが現れます。

この画面の右上に「ログイン」ボタンがあります。
押してみましょう。

Googleアカウントの入力画面が現れます。メールアドレスやパスワードなど必要事項を入力しましょう。
Googleアカウントで無事にログインできれば、次の画面になります。画面右上にご自身のアイコン(もしくはイニシャル)が表示されます。

プログラミングを開始する
今見ているのは、さまざまな説明書きが書かれているシートです。このシートでプログラミングをすることも可能ですが、せっかくなので白紙のシートでプログラミングを開始しましょう。

iPadでは、左上に三本線[三]があります。(PCでは、このボタンを押した状態が初期状態だと思います。)
まっさらの新しいシートを利用するためには、
[ファイル]→[ノートブックを新規作成]
で開くことができます。


これで、新しい白紙のシートが出るはずです。次の節で実際にPythonのコードを打ってみましょう!
※Google Colaboratoryで編集した内容の保存は自動的に行われます。
※Colaboratoryで作成したファイルはGoogle Driveに保存されています。
※前回利用したファイルの編集を続けるためには、[ファイル]→[ファイルを開く]から必要なファイルを選択してください。
Google Colaboratoryを使ってみる
Google Colaboratoryを実際に使ってみましょう!
コードの入力欄の追加
Pythonの実際のコードを入力するブロックです。

このブロックを追加したい場合は、「+< >」(iPad)か「[+コード]」(パソコン)というボタンを押します。
数行入力することも可能ですし、複数のブロックをまたいでコードを書いてもOKです。

コードを入力して、左にある実行ボタンを押すと、コードの実行ができます。
もしくは、[shift]+[Enter]をキーボードで入力しても同様に実行ができます。

ちゃんと実行内容が出力されましたね!!
テキストの入力欄の追加
コードの説明や、記載するコードのタイトルを書くために利用するブロックです。
Pythonのコードではなく、言葉による単なる説明書きを書きたいときに利用する機能です。
このブロックを追加したい場合は、「+TT」(iPad)か「[+テキスト]」(パソコン)というボタンを押します。

図の大きな青い四角の内部にテキストを書き込みます。
書き込んだ後、他の場所を押すと、テキストが表示されます。今後打ち込んでいくPythonのコードの説明や意図を書いておくことに便利ですね。

ちなみに、このテキスト入力部分は、マークダウン形式の入力で見やすくすることができます。
マークダウン形式の書き方は、Wikipediaの記法例を参考にしてください。また、慣れれば、コードをセクションで階層表示にすることも検討してください。
今回の紹介はここまでです。実際のPythonの活用方法は他のブログで紹介します。
最後まで、お読みいただき、ありがとうございます。
print()関数
今回の学習項目は「Pythonでprint()
を使うこと」です。
print()
関数は、文字列などをプログラムの実行結果に表示(出力)することができる命令です。
print()関数の基礎
文字列の表示
文字列を画面に表示することができます。
出力したい文字列を" "
で囲んでおく必要があります。
print("やっほー")
実行結果は次の通りです。
やっほー
次のようにして、文章の入力をつなげる(分ける)ことも可能です。
print("ありがとう。"+"感謝です。")
このコードは、" "+" "
としています。
実行結果は次の通りです。
ありがとう。感謝です。
なんか、ほっこりしますね。
数値の表示
数値を画面に表示する方法です。
print(39)
実行結果は次の通りです。
39
「ありがとう」と感謝されました。
変数の表示
変数の値を画面に表示する方法です。
a = "やっほー"
b = 39
print(a)
print(b)
実行結果は次の通りです。
やっほー
39
文字列は " "
を付けることを忘れないでください。
これだけで確かに凄いことですが、自分で面白く使いこなしたいですね!

print()関数のエクササイズ
エクササイズのイメージ
せっかく「文字列」を表示することと、「数値」を表示することのどっちも勉強したんだから、一緒に出力することできないかな?片方は、 " "
が必要で、他方は不要なんだから、二つの表示の両立って簡単にできるのかな?
なんか面白い文章つくってみたら、勉強したこと印象に残るんじゃないかな?
【練習】自己紹介してみた
今までに学習したことを組み合わせて、次のコードを考えました。
name = "ラドクリフ"
pet = "ダックスフンド"
number = 101
print("私は、" + name + "です。"+ number + "匹の"+ pet +"と一緒に暮らしています。")
うまくいかなかった・涙
文字列と数値と言えば、int
と str
というものがある。使ってみよう。
name = "ラドクリフ"
pet = "ダックスフンド"
number = 101
print("私は、" + name + "です。"+ str(number) + "匹の"+ pet +"と一緒に暮らしています。")
このコードの実行結果は、ご自身で確かめてみましょう。
input()関数
今回の学習項目は「Pythonでinput()
を使うこと」です。
input()
関数は、キーボートで入力した値を、プログラムに読み込ませるための命令です。
input()関数の基礎
次のコードを実際に入力して、実行してみましょう!
a = input("入力してください")
print(a)
【1行目】キーボードによる「入力画面」を表示するコードです。ちなみに、" "
の中の文章は、「入力してください」以外の言葉でも良いので、適切な指示を書いておきましょう。
そして、キーボードで入力した値をa
に格納します。
【2行目】print()
を使っています。1行目で入力した文字列 a
の値を出力します。
なお、次のコードでも同等の結果が出ます。
print(input("入力してください"))
実行結果の説明
実行すると
...入力してください[ ]
と表示されました。[ ]部分はキーボードで入力するための四角ボックスです。
このボックスの中に、例えば「ヤッホー」と入力してEnterを押すと、
ヤッホー
と出力されます。
これだけで確かに凄いことですが、自分で面白く使いこなしたいですね!

input()関数のエクササイズ
エクササイズのイメージ
「入力する」といえば、ゲームとかで、初めに名前を入力することを連想します。
ゲームの展開の中では、入力した名前がすべて表示されます。
一度だけ、はじめに入力した名前を使って、物語作れるんじゃないかな?
【練習】主人公の名前をつけてみた
今までに学習したことを組み合わせて、次のコードを考えました。
name = input("おぬしの名前は?")
print("これは、勇者" + name + "の物語だ。...物語は進んだ。勇者"+ name + "は、悪者をやっつけた!")
このコードの実行結果は、ご自身で確かめてみましょう。