あなたはiPadを授業で活用されていますか?プライベートでの利用だけでしょうか?
もったいない!
この記事は、iPadを授業とプライベートで併用するためのテクニックを紹介します。
iPadを授業、仕事、プライベートの全てで活用するときに、通知バナーの設定とアイコンの整理がポイントになります。次の2点を紹介します。
- 授業中に生徒に通知を見せずに授業でインターネットを活用すること
- 見せたくないアプリのアイコンを生徒に見られないようにする工夫
この工夫を実践すれば、仕事とプライベートでのiPadの使い分けが実現できます!
この記事は、次のようなことでお困りの方にも読んでいただきたい記事です。
- 仕事とプライベートでのiPadの使い分けにお困りの(教員の)方
- 「えっ、何?何に困っているの?」っていう、iPadを使い始められた(教員の)方
目次
iPadの授業とプライベートの使い分け(通知とアプリ)
私はiPadを利用した授業を始めています。2019年12月からです。授業中と仕事、プライベートの全てにおいて一つのiPadを併用しています。
しかし、私は困ってました。
授業中にメール関連の連絡(バナー通知)は、生徒には見られたくありません。このバナー通知は便利なので普段は活用したいです。
ところが授業中に生徒に通知を見せないために通知を切ると(機内モード)、授業でインターネットを利用することができないというジレンマに陥ってしまいました。
また、特に恥ずかしいアプリはありませんが、iPadにダウンロードしたアプリを生徒に何から何まで公開するというのは、あまり気持ちの良いことではありません。
これらの解決策をお伝えするブログです。
たくさんネットで調べましたが、、授業とプライベートを切り分ける方法が無かったので、自分自身で調べて考えて実践している方法を紹介します。
iPadを授業とプライベートで使い分けるために購入
2019年の12月に iPad Air を購入しました。私は、授業で利用するにあたっては iPadは、Air で充分だと思っています。(軽いし。)
iPadの購入以前は、Mac Book Air(パソコン)を毎日持ち歩いていました。しかし、重くて重くて、、、。iPadの軽量さに惹かれて購入しました。
パソコンの代用品としては全く劣らず、ありとあらゆる管理のために、私はiPadを利用しています。もちろん、授業中のICT機器としても利用しない訳はありません。
iPadで授業してると通知が!
生徒にiPadを自慢しながら授業をする日々が続きました。数日経ったある日、プロジェクターにiPadの画面を投影して電子ボードのように利用しながら授業を気分良く進めていると、
ピロン!
という音が鳴りました。当たり前ですが、連絡が来ると、音が鳴ります。
音が鳴っただけならば、良かったのですが、なんと、通知内容が画面に出たのです。私に対しての通知の内容が生徒に周知されてしまいました。
授業中に最も起こって欲しくないことは、通知がアナウンスされることです。通知自体が授業の妨げになりますし、通知の内容が公開されるのは嫌です。
私は通知の設定の仕方がイマイチ分かっていませんでした。(スマホは androidで、パソコンだけが mac だったので。)
iPhoneユーザーの方には、当たり前のことかもしれませんが、「おやすみモード」を使えばいいのですね。しかし、ネットで検索したおやすみモードの設定では、うまくいきませんでした。この仕組みを検討して理解してからは、快適に過ごせるようになりました。
このブログでは、おやすみモードの適切な設定方法と、iPadのホーム画面にアイコンを並べるコツ(私流)を紹介します。
iPadを授業とプライベートで使い分けるための通知設定
iPadのバナー通知とおやすみモードの設定方法を解説します。設定する際に気をつけるべきこともあるので、よく注意してください。
iPadのバナー通知の設定
iPadのバナー通知とは何かを説明します。
次の画像にあるような、通知の連絡が画面上に現れる形のシステムです。
バナー通知は、とても便利です。特に、授業中以外に iPad を利用するときには、仕事中に連絡の通知が確認できるので非常にありがたいです。
バナー通知は便利なのです!とても便利なのです。
ただ、授業中には、こんな通知は来て欲しくありませんね。ネットで探べると、「おやすみモード」にすれば良い、という情報を見つけました。
でも、私の場合、おやすみモードに設定しても、このバナーは消えることがありませんでした。
仕方なく、、授業中には機内モードにしていました。しかし、授業中に生徒にネットでWebサイトを見せられないというジレンマが生じました。
iPadのおやすみモードの設定
iPadのバナー通知を授業中だけ消すためのおやすみモードの設定方法をご紹介します!
次の手順で iPadの設定を行います。
まず、iPadの設定アプリを開いてください。
上のイラストのアプリです。見つかりますか?
次に進みましょう。
上の画像のように、「通知」→「おやすみモード」→「常に知らせない」にチェックをします。
この設定が全てです。
大切なポイントは、下にある「iPadのロック中は知らせない」にチェックを付けないことです。
私の場合は、この「iPadのロック中は知らせない」にチェックが付いてしまっていたので、ロックされていない授業中には通知が来てしまっていました。
下の画像を見てください。「設定」→「通知」から、各アプリの通知をするかどうかの個別の設定もできます。今回は、「バナー通知」の話ですので、普段の際にバナー通知が必要なアプリだけ通知が来るようにしましょう。
以上で事前設定は全て完了です!
授業を実際に行うとき(通知が表示されたくないとき)は、下の画像のように、月のマークを押してください。このクリックでおやすみモードになり、バナー通知は表示されません。
おやすみモードの設定で授業中に連絡の通知バナーが来ることはありません。
もう一度クリックすれば、おやすみモードが解除できるので、普段のバナー通知が確認できます。
私は以上の設定がイマイチ分かっていませんでした。現在は、この設定を使いこなすことができました。そして、次の節で紹介するアプリの整理テクニックを思い切って実行することができました。
このアプリ整理テクニックがこの記事の最もオリジナリティーがある部分です。
iPadで授業とプライベートを使い分けるアプリの整理方法【オリジナル!】
iPadを授業で使うとき、もしくは学会の発表やプレゼンテーションであっても同様ですが、複数のアプリを交互に利用すると思います。
アプリをすぐに切り替えることができれば良いのですが、例えば、切り替えている最中に、勉強の気を散らすアプリ(見せたくないアプリ。。)を生徒(聴衆)に見せてしまうことになる可能性があります。
でも、普段の仕事やプライベートで使うときには便利で使いたいです。
いたって簡単ですが、私が考えたテクニックを紹介します。アプリの分別を、iPadの画面(ページ)ごと分類するという方法です。
① iPadの初めのページ【使い分けテクニック】
私のiPadの初めのページは、次のイラストのようになっています。
1ページには、実際に授業で頻繁に利用するアプリを並べています。
つまり、1ページ目は見られてもよいページです。このページで授業中の作業を全て完結することを想定します。
なお、パソコンのデスクトップと同じで、メインの1ページ目は、「作業場」という認識を持つと良いと思います。
この1ページ目に設置するアプリは、できるだけ少なくすることが望ましいです。アイコンのフォルダ整理機能も上手く使って、できるだけコンパクトにまとめることをオススメします。
② iPadの次のページ【使い分けテクニック】
メインのページの次のページを見てみます。
2ページ目には、授業中ではなく、普段の仕事などで利用する事務的なアプリを置いています。
2ページ目に、仕事で利用するアプリをまとめて置くことには、次の理由(メリット)があります。
- 普段、仕事をするとき、よく使うアプリにアクセスしやすい。(2ページ目なので、すぐに探し出すことができます。)
- 授業中は1ページ目で作業をしています。しかし、万が一、iPadの画面のページがめくれて、2ページ目に移ってしまっても、何も恥ずかしいことはありません。つまり、普段の仕事で使うアプリですので、見られても問題はないでしょう。
2ページ目に仕事で利用するアプリをまとめることで以上の2つのメリットがあります。
③ iPadの3枚目のページ【使い分けテクニック】
3枚目のページは、メイン画面から2回スライドしないといけないので、辿り着くには面倒です。このページにはどんなアプリを置いたら、良いでしょうか?
私はiPadの3ページ目には、通知が来るアプリをまとめました。
先ほど紹介した通知の設定とおやすみモードを上手に組み合わせれば、3ページ目という見にくい場所にあっても通知を見落とすことはありません。
なお、事務作業(普段の仕事)に集中しようとするときは、通知にイチイチ対応することは、とても作業効率が悪いと言えます。
通知の連絡を見る時間を決めておき、まとめて連絡を見ることが仕事の作業効率を上げるために大切です!
例えば、作業中にインターネットで調べ物をしようとしたとき、メールのアプリに通知があるのを見て、そっちに意識と時間が取られてしまった、ということはありませんか?
作業に集中したい場合は、おやすみモードでバナー通知なしにしておきます。するとバナー通知に煩うことはありません。さらに3ページ目という辿り着きづらい場所ですのでアプリ自体あまり目につきません。通知を気にすることなく、とても作業がはかどります!
私は以前、1ページ目に連絡関係のアプリを置いていました。おやすみモードとバナー通知の適切な使い方と設定を習得してから、思い切って後ろのページにおきました。
もちろん、通知をスグに確認したいような状況で作業を行うときは、おやすみモードを解除しておき、通知が来るようにすれば良いです。(本来のバナー通知の使い方ですね。)
仕組みの工夫で、通知に悩まされることなく仕事に事務作業にも集中できます。仕事の合間等に、メールや連絡の確認をするときに、おやすみモードを解除して3ページ目を見れば非常に効率的です。是非、お試しください!。
本題に戻ります。授業中でも3ページですので、そこまで誤ってページを替えてしまうミスは少ないです。したがって、生徒(聴衆)には、この3ページ目を見せてしまう機会はほとんどなくなります。
※この3ページ目に、プライベートのアプリを置いておくことを勧めます。
④ iPadの最後のページ【使い分けテクニック】
私は、4ページ目が画面の最後のページです。最後のページには、次のアプリを置いています。
- 普段まったく利用しないアプリ
- 存在価値の分からないアプリ(使い方が不明なアプリ)
あなたも複数個のアプリが、この条件に該当するかもしれません。不要なアプリ、利用しないアプリは最後のページにまとめておくことが良いかと思います。
⑤ iPadのドックのアイコン【使い分けテクニック】
参考程度に執筆しておきます。ちなみにですが、みなさんは、ドックをご存知でしょうか?
下の画像にあるような、(さっきから見えている)非常によく使うアプリを置く場所です。
画像で分かるように、私の場合も、本当に頻繁に利用するアプリを置いています。「2ページ目に置くアプリ」の中での選抜といった感じです。
iPadで授業とプライベートの使い分けテクニックのまとめ
今回のブログでは、次の2つをご紹介しました。おそらく、この2点の考えをしている方はいらっしゃらないと思います。
- おやすみモードの適切な設定の仕方
- iPadの画面ページごとに置くアプリの整理テクニック
おやすみモードを駆使すれば、授業中に生徒(聴衆)に見られたくないバナー通知を非表示にすることができます。
そして、通知機能を充分に使いこなす気持ちができれば、通知関係のアプリやプライベートのアプリを後ろのページ(3ページ目以降)に思い切ってまとめることの決断がつきます。
こうして仕事の作業効率が上がるだけでなく授業中の後ろめたさは解消します!
普段の仕事と授業中、そしてプライベートをうまく使い分けて、iPadを効率的に活用してくだささい!
お役に立てますと幸いです。お読みいただき、ありがとうございます。